二度の全キャラクター消失を乗り越え、今、三度目のEB人生を送っています。初代キャラクターの調理師「金子」のあれこれを思い出しながら、したためてみました。現在の主力キャラクターは「桜餅」という魔法使いです
(左のSSは現在の金子)。


Level 1
他人にすべてを訊ねるのは、訊かれた人にとっては迷惑になる。そう思った私は、まずヘルプを参照することから始めました。
剣士、槍士、料理人を最有力候補にしました。爪士は弟がやってくれるとのこと。結局、剣士に決めました。一番単純でポピュラーかなと思ったのが、選択の理由になります。
Level 5
まずはそこら辺を探索に。
と、その前に。質問広場に立ち寄り、剣士の教育&育成の方針を学んだ気がします。教えてもらったことは最初のスキル振り。あのアジリティ27とインテリジェンス20です。
「アジリティの27は風呂セット(鋼鉄の鎧、バックラー)を装備するためのスキル。インテリジェンスは、MPを上げるスキルです。この二つを最初に入れてください」
「MPはなぜ必要なんですか?」
「記憶の書に記録をするためにはMPが必要になるからです。インテリジェンス20で、それができます」
これだけは新しいキャラをつくるのに便利だから、皆さん、憶えてもいいかも。
ただ、この頃、なぜかクッキングにスキルが10ほど入っていました。ついでに、フィッシングにも4くらい。何も知らなかったんです、私……。危険ですから、これは絶対に真似をしないでください。
Level 10
町を出た瞬間、草原に転がる骨。なんだこれ? と思った私はついつい、「あの骨って何ですか?」と他のプレイヤーさんに聞いちゃいました。オートを入れたまま死ぬと骨が残るそうです。怖いですね。それまで死んだことのなかった私は、そんなこと知らなかったんです。
Level 30
今はもう誰だったのかは思い出せません。ラバードで私の質問に答えてくださったプレイヤーさんが、なんと、赤剣をくれたんです。その頃は今よりもEB人口が少なくて、赤剣自体、たいへん貴重な時代だったと思います。相場は80Kぐらいだったでしょうか。
もちろん、何かをもらおうと思って話しかけたのではありません。遠慮をしたんですが、そのプレイヤーさん、「いいよ、いいよ」と言ってくださって。いい人でした。しかし、誰だったんだろう(謎
ちなみに、この頃は蟻を狩っていました(知らない人も多そう)。クッキングにスキルを入れていたために、攻撃スキルが貧弱なのでした。
Level 40
レベルを競い合うライバルができました。レベルを競うのが毎日の日課。楽しくてしようがなかったな。
この頃からフロウティア北の草原にいたと思います。
Level 60
ライバルとの差がどんどん開いていく……。
なぜかというと、私がクッキングスキルを上げていたから。どうせ上げてしまったのなら鱒ってしまえ、というわけで、意気込んでクッキングスキルを上げていきました。
純剣士と料理剣士とでは、レベルアップの速さの違いは比べ物になりません。結局、料理のためにレベルアップ競争はあきらめることに。
Level 80
死体からいいものを拾いました。313という強力な熊爪です。でも、料理剣士の私が持っていてもしようがない。資金面でいろいろと私をサポートしてくれていた弟にあげました。
Level 100
恐ろしい事件がおきました。
なんと、青リザ3体を相手に不動狩りをしていたらうっかり死んでしまい、赤剣を奪われてしまったんです。すっごいショックでした。初めて落とした武器は赤剣……。
Level 110
レベルを競い合っていた相手は、すでに竜へ突入していました。でも、私はめげずに頑張りましたよ。楽しかったし、別に苦でも何でもなかったから。
ちなみに、爪士の弟からちょっとだけ……、いやいや、かなり貢いでもらっていたのは内緒です。海老鎧とか海老盾とかね(えっ